社労士試験、このように勉強する。

社労士試験の攻略法記事一覧

社労士試験の勉強を始める際に、まず勉強するのが労働基準法。社労士は働く人のための専門家なのですから、働く人のための法律である労働基準法はしっかりと理解しておく必要があります。労働基準法は、労働者を保護するという目的で作られた法律。そもそも会社に入社して働き、そして給料をもらうということは、労働者が使用者と雇用契約を結んで(民法623条)、その契約における義務を互いに履行したということです。雇用契約...

社労士試験では、労働安全衛生法は毎年択一で3問、選択で2問出題されます。労働基準法と一緒に出題されるので、労働基準法でバッチリ点が取れれば、極端な話労働安全衛生法は択一・選択共に0点でも大丈夫、ということになります。この科目は細かい条文が多く、しかもなかなか頭に残りにくいため、他の科目よりも暗記的要素が強いところがあります。そこで、出題数の少なさと面倒さから、労働安全衛生法を捨てるという受験戦略を...

労働者災害補償保険法(労災保険法)は、社労士試験の勉強で最初に学ぶ保険科目となります。もちろん、学ぶ順番は決まっていないのですが、ほとんどのテキストや予備校では保険科目については労災保険法を最初に学ぶことになります。労災保険法は、労働基準法の「災害補償」について、より労働者が確実に保護されるために「保険」の仕組みとして規定されました。もともと労働者が業務上負傷したり疾病にかかったりした場合には、使...

雇用保険法は、当初は「失業保険法」という名称でした。その名称通り、失業した場合における生活保障という位置づけの法律です。しかしその後、必ずしも失業した場合だけでなく、雇用の継続を困難にする事由がある場合や、労働者がスキルアップのために教育訓練を受ける場合などにも給付されることとなり、より一層労働者の雇用の不安を解消する仕組みが構築されています。雇用保険を勉強する際に大事なことは、まず給付の種類をし...

社労士試験では、労働保険徴収法は択一試験で6問出題されるのみで、選択式試験では出題されません。そして、択一式試験でも単独の科目で出題されるわけではなく、労災保険法の中で3問、そして雇用保険法の中で3問出題されるという形式のため、ちょっと手を抜きたくなるという誘惑に駆られる科目ですね。選択式試験で出題されないということは、勉強しなくても選択式の足きりに影響はありません。また、労災保険法・雇用保険法で...

社労士試験では、健康保険法は結構やっかいな科目です。健康保険は病院で診察や治療を受ければお世話になる保険なので、身近な社会保険の一つです。ですから、勉強もイメージを持ちやすいはずなのですが、これが試験となると手強い科目となってしまいますね。細かい通達などからの出題も平気でありますし、具体的数字を問われる問題もよくあります。それが択一式試験で問われるならまだしも、選択式試験で思いっきり問われたりする...

社労士の勉強でこれまたやっかいな科目が年金科目です。国民年金は「国民皆年金」のもと、誰もがお世話になる年金であり身近なものですが、この制度を勉強するのはなかなか大変。その理由は、年金、特に老齢を理由とする年金はまさに老後の生活保障という意味合いが強いため、例え法律が改正されても生活保障を勘案する必要があり、様々な「経過措置」が設けられるからです。少子高齢化が進む中、給付の財源は厳しくなっていること...

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